『摩訶般若波羅蜜多心経』・・・ 262文字の短い経文の中に重要な仏教の教えをすべて含んでおり、この世の事物はみな「空」であり、真実の知恵に目覚めるよう説く。
『修証義』・・・ 道元禅師の著述『正法眼蔵』等の中から大切な教えを抜き出し、1890(明治23)年に新たに編纂された曹洞宗独自の宗典。懺悔・受戒して利他の心を起こし、仏教の教えにしたがって生活するよう説く。
『観音経』・・・ 『法華経』の中のひとつ。観音さまの救いを念ずると、その慈悲によって火難・水難などの七難を除き、さらに三十三身に姿を変え人びとを救うと説く。